インターネットの出来ない生活なんて、今ではもう考えられないけど、パソコンを購入した当時は、それほど必要性を感じていなかった。それが今や、毎朝まずメールをチェックしないと落ち着かないし、ネットで情報収集することが当たりまえになり、ごく自然に生活に溶け込んできている。

 

ただその反面、ウイルス対策など、セキュリティはその普及のスピードについていけていないようだ…。企業のコンピーターがウイルスに感染、というニュースがテレビや新聞でも取り上げられることも珍しくない。個人ユーザーの中には、ウイルスは企業のパソコンの問題で、自分には関係ないと思っている人もいるかもしれないが、それは大きな間違い。ウイルスはユーザーの気づかないうちに自宅のパソコンにも侵入し、ファイルを破壊するなど、悪さを仕掛けている。さらに、パソコンの中にある情報をのぞき見たり、盗み出したりする”スパイウェア”の危険性もある。

 

今やコンピューターウイルスは、ネットを利用するすべての人の身近に潜む大きな脅威なのだ。とはいえ、専門的な知識もなく、ウイルスにどう対処したらいいのかよくわからないという人が大半だ。そんな人が簡単に感染を防ぐ手立てはあるのだろうか？かなりの知識を持っている人でも完全に防ぐのは難しいといわれるウィルス。当社も安心してネットを利用するために、パソコンにさまざまなセキュリティを施しているのだが…。

 

この時期、流行するもうひとつのウイルス、インフルエンザがある。
インフルエンザは、毎年12月から翌年3月にかけて流行する感染症のこと。
風邪のようなものと軽く見られがちだが、風邪よりも症状が急速に進み、合併症を伴って重症化する場合もあるため、特別な注意が必要。でもウイルスはウイルスでもこっちのウイルスのほうが症状もはっきりしているし、悪意がないだけ、まだましかも。気になるのは、ネットが普及するずっとずっと前からこのインフルエンザウイルスは存在し、なくならないこと！しかも、鳥インフルエンザなど新種のウイルスがどんどん発生する。

 

結局ウイルスと名のつくものは、何であれ、どんなに予防、対策をしても我々の生活からなくなることはなさそうだ。とりあえず身近なインフルエンザ予防接種だけでも、年内に済ませましょう。
これから何かと忙しい師走、どちらのウイルスにも、くれぐれもご注意を…。