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社長のコラム 「しゃコラ」

話せばわかる何事も!

2019-09-19
足元で世界的に様々なリスク要因が表明化している。
 
国家や地域間のきしみが目立ってきた。経済のグローバル化によって、先進国、新興国、途上国それぞれが「国益」という欲望を誇張させている。
 
領土や資源をめぐる緊張、根深い歴史認識の問題、経済格差への不信が、各地で噴出する。国民の不満をそらすため、対外強硬策をとる国も。摩擦や衝突を生み出す各国の「内向き」志向が、少々気にかかる。
 
その関係悪化の最たる例が、米国と中国、そして、ニッポンと韓国だ。
 
さまざまなきしみが噴出する中、解消の道を人類の共存、持続可能な発展的国際社会へ、協調によって新たな秩序をつくることが、待ったなしの状況にある。どこの国も同じだが、もう過去の枠組みなどは通じない。
 
韓国とは戦後最大といわれるほど関係が悪化している今だからこそ、相手の心情を思いやる姿勢を示すことが必要ではないか。自国の「国益」ばかりに目を奪われ、互いを傷つけ合ってると、やがては大きなしっぺ返しをくらうことは目に見えている。私たちが暮らす地球は、すべてがつながっているのだ。
 
現実を直視し、不毛な政治的いさかいに陥るのではなく、なぜ互いの戦略的利益を優先できないのだろう。今からでも遅くない、共存の道を探っていかないと。
 
今のままでは、どちらも引くに引けないドロ沼状態。現状ではニッポン側の発する言葉は、韓国側にちゃんと届いていない。互いに言い分はあると思うけど、ニッポンとしても、まずは根気よく対話の機会を探るべきだ。
 
「話せばわかる何事も!」
 
勿論、話が通じる相手であることが前提だけど…。


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