結婚
2020-11-24
今は選択肢も多く「結婚とはこういうものだ」というはっきりとしたものがない時代。
実際、結婚して何年もたつ夫婦に「なぜ結婚したんですか?」と聞いても、うまく答えられないのではないだろうか。感情の起伏に忠実な恋愛と、とにかく続けることを求められる結婚とでは、おのずと幸せの種類も違ってくるのかもしれない…。
結婚って共同作業なので、長く連れ添っているといろんなことがある。それを乗り越えて一緒にいるのって、すごいことだと思う。反対に、ちゃんと離婚する人も立派といえる。人生において意思をもって何かを決めるということ自体、偉大なことなんじゃないだろうか。
さて、先日、女子社員の結婚式に出席。披露宴で主賓として挨拶を頼まれた。今年はこれで2人目。毎度へたくそな挨拶だったけど、なんとか思いは伝わったみたいだ。
結婚式に出席してみて、いつも思うことだが、彼女たちが「結婚しよう」という思いに至る過程に、会社が何らかの影響を与えていたことに気づかされる。改めて責任も感じるし、私自身が彼女たちの人生にかかわっているという実感が持ててうれしいものだ。
いろんなことを考えて得た幸せには、多少の苦みが交じっている。そこに至るまでは、それなりに大変だったことだろう。結婚と自分の気持ちについて考えることによって、少しずつ成長してきたという自信。何も考えていなかった時の幸せとは違うそれを、人は結婚すると手にする。でもそれは彼女たち自身が勝ち取った幸せなんじゃないだろうか。そんな幸せっていいと思う。
今回もご両親のほっとした表情や出席者たちの笑顔に何より安堵し、喜びを感じる。コロナの影響で再三延期になったけど、無事式を挙げることができ、女性の人生における最初の小さなゴールに立ち会えたことに感激だ。
「ありがとうございました」と何度もお礼を言われたけど、お礼を言わなければならないのは、私のほうかもしれない。
思えば、これまで私はたくさんの女子社員から、事あるごとにいろんな場面で、仕事、生活、家族、恋愛、結婚、幸せ、等について教えてもらった気がする。日々繰り返される彼女たちとの何気ないおしゃべりの中から、実はさまざまなヒントをもらってきた。当たり前のように過ごしてきたこれまでの日々が、どれだけ世間知らずの経営者(私)に知恵を与えてくれたことか…。
ありがとう。そして、おめでとう。
実際、結婚して何年もたつ夫婦に「なぜ結婚したんですか?」と聞いても、うまく答えられないのではないだろうか。感情の起伏に忠実な恋愛と、とにかく続けることを求められる結婚とでは、おのずと幸せの種類も違ってくるのかもしれない…。
結婚って共同作業なので、長く連れ添っているといろんなことがある。それを乗り越えて一緒にいるのって、すごいことだと思う。反対に、ちゃんと離婚する人も立派といえる。人生において意思をもって何かを決めるということ自体、偉大なことなんじゃないだろうか。
さて、先日、女子社員の結婚式に出席。披露宴で主賓として挨拶を頼まれた。今年はこれで2人目。毎度へたくそな挨拶だったけど、なんとか思いは伝わったみたいだ。
結婚式に出席してみて、いつも思うことだが、彼女たちが「結婚しよう」という思いに至る過程に、会社が何らかの影響を与えていたことに気づかされる。改めて責任も感じるし、私自身が彼女たちの人生にかかわっているという実感が持ててうれしいものだ。
いろんなことを考えて得た幸せには、多少の苦みが交じっている。そこに至るまでは、それなりに大変だったことだろう。結婚と自分の気持ちについて考えることによって、少しずつ成長してきたという自信。何も考えていなかった時の幸せとは違うそれを、人は結婚すると手にする。でもそれは彼女たち自身が勝ち取った幸せなんじゃないだろうか。そんな幸せっていいと思う。
今回もご両親のほっとした表情や出席者たちの笑顔に何より安堵し、喜びを感じる。コロナの影響で再三延期になったけど、無事式を挙げることができ、女性の人生における最初の小さなゴールに立ち会えたことに感激だ。
「ありがとうございました」と何度もお礼を言われたけど、お礼を言わなければならないのは、私のほうかもしれない。
思えば、これまで私はたくさんの女子社員から、事あるごとにいろんな場面で、仕事、生活、家族、恋愛、結婚、幸せ、等について教えてもらった気がする。日々繰り返される彼女たちとの何気ないおしゃべりの中から、実はさまざまなヒントをもらってきた。当たり前のように過ごしてきたこれまでの日々が、どれだけ世間知らずの経営者(私)に知恵を与えてくれたことか…。
ありがとう。そして、おめでとう。