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社長のコラム 「しゃコラ」

子供と行く海外旅行~マレーシア編~

2020-01-21
子育てに追われる日々、ふとした瞬間に「あぁ~、海外旅行に行きたいなぁ~」なんて思うことがある。でも旅先での風景に妄想を膨らませていると、「そう言えば、うちの子、飛行機でおとなしく過ごせるかな?」と不安がよぎる。もうちょっと大きくなるまで海外旅行はお預け…と、普通ならあきらめてしまいがち。しかし、世の中、グローバル化で海外なんて近い近い。感受性豊かな子に育ってもらいたいからこそ、多様性に満ちた世界を見せてやりたいと願うのが親心。
 
でも最大の難関となる機内での過ごし方を考るだけで、もうドキドキハラハラ。親とすれば泣いたら…、じっとできずに騒いだら…、と心配は尽きない。一番苦労しそうなのがイヤイヤ期の頃。思わずインターネットで「飛行機 子供 過ごし方」なんてググってしまう気持ちも理解できる。
 
というわけで、1歳半になってイヤイヤ期の始まった娘を連れて海外旅行へ行ってきました。昨年連れて行ったシンガポールから今年はトランジットしてマレーシアまで飛びました。1年前は、生後6ヵ月でミルクを飲ませて寝かしておけばよかったのが、1歳半にもなると歩くし、しゃべるし、よく食べるので必要以上に手がかかります。
バシネット取付は最前列のみ
事前に予約していた「バシネット」装着
どんなに準備して対策を練っても、ぐずってしまうのが子供。行きは日中のフライトだったので、搭乗前に空港のキッズスペースでたっぷり遊ばせ、うまく機中で寝るように時間調整出来たので大成功。しかも普段触らせていないスマホやタブレットで知育ゲームや音楽を楽しませたり、シールなどで遊べる絵本や新しいぬり絵などで気を引いたり…。または普段与えないおやつやドリンクでご機嫌取り。飛行が安定している時間帯であれば、席を離れて少し歩かせて気分転換をさせるのも効果的。おかげで目的地まで良い子に過ごしてくれました。
 
逆に帰りのフライトは夜間だったので、子供がぐっすり眠ってくれていたというメリットもあったけど、万が一にも静まり返った機内で泣きはじめたら、さぁ大変と、親としてはちょっと冷や汗もののデメリットも。特にシンガポールでトランジットした為、せっかく寝ているのに起こさなくてはならないのもちょっとリスクが高かった。
宿泊先「リッツカールトン・クアラルンプール」
王宮の「イスタナネガラ」
さて、肝心の旅行の方は、異なる民族がともに暮らし、独特の文化を形成するマレーシアの首都KL(クアラルンプール)の王道スポットを巡りながら民族や歴史、文化の融合を体感してきました。人もモノもとにかく情熱的で、新しさと懐かしさが交わる大都市でありながら、人情味を感じるローカルな側面を併せ持つ多国籍国家ならではの魅力は唯一無二。歴史ある寺院や風情豊かな街並みが残る一方で、近未来都市として進化を続けるビッグシティの新旧の魅力を探す旅となりました。
 
子供と一緒の海外旅行。親ならつい神経質になってしまうけど、心配ご無用。機内ではいつもよりちょっと、周りに配慮することを心がければ大丈夫!席に着いたら、まずは周囲の人に「お騒がせしたらすみません」とひと声挨拶をしておくだけでもずいぶん周りの対応も違います。また、もし子供が迷惑をかけるようなことをしてしまったら、一言「すみませんでした」とお詫びの気持ちを伝えましょう。あとは両親がリラックスしていれば、きっと子供も安心して過ごせるはずです。
 
小さな子供とママとパパ、みんなが笑顔でフライトを楽しめるようにするために大切なのは、とにかく両親がリラックスすることです。親がストレスを抱え、不安いっぱいだと子供も不安になって泣いたり、騒いだりするものです。何があっても、ここは腹を決めてニコニコ笑って過ごしましょう。なぜなら周囲の人達も客室乗務員の方々も、子供が一緒にフライトを楽しんでくれることを願っているのですから。
「ペトロナスツインタワー」
国立モスク「マスジッドネガラ」
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