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社長のコラム 「しゃコラ」

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栄光の72ホール

2021-04-24

ついに松山英樹選手が米ゴルフツアーの最高峰のマスターズを制覇。ニッポン人として初の快挙に世界中から祝福のメッセージが届いた。テレビ中継で解説者やアナウンサーがハンカチで涙を拭くシーンに、思わずもらい泣きした視聴者も多かったはずだ。

だが、ここまでの道のりは平坦なものではなかったことは、容易に想像できる。なんといってもマスターズだ。お笑いのM1グランプリやNHKのど自慢大会とはわけが違う。宝くじに当たるより大変なことかもしれない。

実に85年もの間、数え切れないほどのニッポン人ゴルファーが挑んでは、跳ね返されてきた。彼自身もプロとして優勝するまでに10回も費やし、“ニッポン人は勝てないんじゃないか…”と何度も思い知らされてきた大会。そんな過去の因縁は、決して消え去ったわけではなかった…。

松山選手にとって世界のトップの大会で勝つことは、自分を支えてくれた多くの人々への恩返し。そのために、思うように結果が出ない状況にも腐らず地道に練習を積み重ね、今回のマスターズ優勝を実現した。辛く苦しい時期を乗り越えて、驚くほど心身ともに大きな成長を遂げていたのだ。

今大会で見事にプレイヤーとキャディ、そして支えてくれた人々、それぞれの思いが響き合い、72ホール目のあの力強いラストへと着地する。

それは、松山選手とともに闘ったキャディーの早藤将太さんが、優勝が決まった後に旗をカップに戻す際、帽子を取り、コースに一礼したシーン。繰り返し国内外のメディアで報道され、松山選手、キャディーさんの精神、ニッポン人の素晴らしいところが凝縮された今回のマスターズを象徴するワンシーンだったと思う。
スポーツ界でも特に端正なゴルフ界において、人との営みが匂い立つことで生まれる、たとえようのない感動である。

何より、五十肩で1年以上クラブを握っていなかった私に、再びゴルフと向き合うキッカケをくれたことに感謝したい。ヘタでも一生懸命、芝生と格闘するアマチュアゴルファーに勇気と希望を与えてくれた松山選手に今一度、拍手を送りたい。



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